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Details

Autor(en) / Beteiligte
Titel
B-11 コデインが有効であった帯状疱疹後神経痛の1例(第13回杏林医学会総会)
Ist Teil von
  • 杏林医学会雑誌, 2005/03/30, Vol.36(1), pp.92
Ort / Verlag
杏林医学会
Erscheinungsjahr
2005
Quelle
EZB Electronic Journals Library
Beschreibungen/Notizen
  • 帯状疱疹痛は早期の治療, 除痛が有効といわれ, 抗ウイルス薬, 神経ブロック, NSAIDsなどが用いられ良好な成績を得ている. しかし, 疼痛の遷延により帯状疱疹後神経痛に移行した場合, 難治性の慢性疼痛として, 治療困難となることが多い. 今回我々は, 帯状疱疹後神経痛にリン酸コデインを投与し有効な除痛が得られた1例を経験したので報告する. 症例は79歳女性, 主訴は左背部から左前胸部にかけての, 強い痛みを伴う皮疹. 既往は平成13年脳梗塞, 白内障手術, 20年前狭心症. 現病歴は平成16年4月中旬より上記主訴出現し近医内科および整形外科受診し内服薬を処方されたが痛みが取れないため5月12日当科受診. 現症は, 左第6胸神経領域に一致する皮膚の痂皮化と発赤および疼痛があり, 前胸部には知覚鈍麻を認めた. 塩酸ミアンセリン10mgの内服と肋間神経ブロックを開始し, visual analog scale(以下VAS)は背部が100から80へ減少したものの前胸部は100のままであった. その後14回の肋間神経ブロック, 10回のキセノン光照射等行うもVASに変化は無かった. 7月2日よりアミトリプチリン10mg, メロキシカム10mg, リン酸コデイン20mgを開始したところVASが70へと減少, コデイン40mg分2としたところVAS65へ, その後コデインを100mg分2まで増量しVAS40まで低下した. やや眠気はあるものの日常生活に差し支えることはなく, 他の副作用も見られなかった. 8月29日頃から眠気と口渇が強くなってきたため, リン酸コデインとアミトリプチリンを徐々に減量した. その後次第にVASは減少し現在は10/100となっている. これらのことから言えることは, 1. 帯状疱疹痛には早期のブロック療法が有効とされているが, 約2ヶ月にわたる14回の肋間神経ブロック, および四環形抗うつ薬, SNRI, SSRIはVASによる疼痛評価では効果が認められなかった. 2. リン酸コデイン, アミトリプチリンとメロキシカムへの変更により, VASを70に減少させた. 3. リン酸コデイン, アミトリプチリン増量によりVASは40へと減少した. 事前に各種抗うつ薬が無効であったことを考えると, リン酸コデインが除痛の最も大きなファクターであったのではないかと思われる.
Sprache
Japanisch
Identifikatoren
ISSN: 0368-5829
eISSN: 1349-886X
DOI: 10.11434/kyorinmed.36.92_2
Titel-ID: cdi_medicalonline_journals_ct3kyori_2005_003601_129_0092_0092123001
Format

Weiterführende Literatur

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