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肝疾患と酸化ストレス
日本消化器病学会雑誌, 2006, Vol.103(7), pp.789-796
2006
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Details

Autor(en) / Beteiligte
Titel
肝疾患と酸化ストレス
Ist Teil von
  • 日本消化器病学会雑誌, 2006, Vol.103(7), pp.789-796
Ort / Verlag
一般財団法人 日本消化器病学会
Erscheinungsjahr
2006
Quelle
EZB Electronic Journals Library
Beschreibungen/Notizen
  • C型肝炎におけるコア蛋白,非アルコール性脂肪肝炎における脂肪酸代謝の亢進,アルコール性肝障害に併発するエンドトキシン血症やサイトカインの増加は酸化ストレスを増強する.こうした肝細胞で生じる酸化ストレスが,慢性肝疾患の進展に深く関与している.また,肝の線維化や発癌への関与も示唆されている.C型肝炎やアルコール性肝障害などの慢性肝疾患において,肝臓内に鉄の沈着を多く認める.近年,鉄調節ホルモンhepcidinが同定され,慢性肝疾患では肝臓由来のhepcidinの発現低下により,鉄の吸収が亢進する機序が推測されている.肝臓内に沈着した鉄が,慢性肝疾患における酸化ストレスを増強し,疾患の進展に関与していると推察される.今後は,瀉血や抗酸化剤の投与などの抗酸化作用を介した肝疾患治療が重要となると考えられ,新たな治療用薬物の開発も期待される.
Sprache
Japanisch
Identifikatoren
ISSN: 0446-6586
eISSN: 1349-7693
DOI: 10.11405/nisshoshi.103.789
Titel-ID: cdi_medicalonline_journals_ck8syokb_2006_010307_001_0789_0796610007

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