Sie befinden Sich nicht im Netzwerk der Universität Paderborn. Der Zugriff auf elektronische Ressourcen ist gegebenenfalls nur via VPN oder Shibboleth (DFN-AAI) möglich. mehr Informationen...
Ergebnis 22 von 512

Details

Autor(en) / Beteiligte
Titel
システム思考で地域的諸課題を考察する高校地理学習: 地域での危険回避を扱う単元「防災」と「防犯」の開発と実践
Ist Teil von
  • 地理科学, 2019/10/28, Vol.74(3), pp.158-170
Ort / Verlag
地理科学学会
Erscheinungsjahr
2019
Link zum Volltext
Quelle
Electronic Journals Library - Freely accessible e-journals
Beschreibungen/Notizen
  • 「持続可能な開発のための教育(ESD)」の理念の重要性が教育振興基本計画に明記されて10年が経過した。2018年に告示された高等学校学習指導要領地理歴史科の新科目「地理総合」にも,ESDの理念が大きく継承されている。筆者はこれまで高校地理において,ESDの視点を取り入れ,地域的諸課題である自然災害について考察させる防災地理や,犯罪の発生しにくいまちづくりを地理的に考察させる防犯地理といった授業を実践してきた。ESDの視点を取り入れた防災・防犯まちづくりの授業では,人間活動と自然環境/生活環境を,それぞれ組み合わせて考察する視点(システマティック)と,社会や生活全体を広く俯瞰して考察する視点(システミック)から考察する「システム思考」を育成できると考える。そして,こうして育成した「システム思考」を,他の事象に活用していくことにより,実生活における思考力や判断力を伸ばすことができると考える。本稿では,これらの授業実践をとおしてみえてきた成果と課題を明らかにし,今後の地理教育におけるESDによるシステム思考の育成および活用の留意点や方向性について提案した。今後は,リスク・トレードオフの視点など,ある場所での取組による変化の影響をもっと広い範囲での因果関係で捉えさせるようなシステム思考を働かせて現状を捉え,全体としてリスクが最小限となるような改善案を考察させる単元開発が必要であると考える。
Sprache
Japanisch
Identifikatoren
ISSN: 0286-4886
eISSN: 2432-096X
DOI: 10.20630/chirikagaku.74.3_158
Titel-ID: cdi_jstage_primary_article_chirikagaku_74_3_74_158_article_char_ja

Weiterführende Literatur

Empfehlungen zum selben Thema automatisch vorgeschlagen von bX